確定申告と納税を終えました!
はじめての一般社団法人の確定申告を3月8日を東村山税務署・立川都税事務所・小平市税務課で納税しました。個人事業主としては3月14日に確定申告を終えました。かなり大変でしたが報告させていただきます。
一般社団法人はつくるのは簡単
一般社団法人は、最低限、理事をもう一人増やして、定款をつくって法務局で法人登記をして、税務署で法実設立届、青色申告の承認申請書、当面の給料を払わないならば源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書ほか、税務署で言われる書類を出せば簡単につくれます。
なお、会社設立届は、地方税を納めるため都税事務所と市の税務課にも届け出が必要になります。
一般社団の決算書作成と納税手続き
しかし1年後の確定申告はめちゃくちゃ大変です。会社の決算に必要な領収書や注文書などを残していることは言うまでもないですが、かなり大変でした。
法人の決算は、期末から2か月以内、何をすればよいかわからず、法人用e-taxのサイトに入ってもさっぱりわからず、e-taxのサイトで見た国税のフォーマットで、貸借対照表(BS)と、損益計算書(PL)をまとめて持っていき、ひとまず東村山税務署に行きました。
すると職員さんが出て来てくれてBS、PLの標準的なフォーマットでまとめて持ってきてくださいと言われ、予約日時を頂きましたので改めて税務署にきました。
BS、PLは簿記3級の教科書をみながら完成させました。
当日は、BS、PLのコピー二部もっていきますと、税務署の職員は、非常に丁寧に教えてくれました。やり方を教えてもらいながら完成させました。以下のドキュメントを作成提出しました。法人番号などが必要になるので社団の登記と、定款をもっていくと良いです。
- 法人事業概況説明書(控用)
- 法人税申告書、地方法人税申告書
- 所得の金額の計算に関する明細書(簡易様式)
- 利益積立金及び資本金等の額の計算に関する明細書
- 欠損金の損金算入等に関する明細書
これらは、カーボン紙で書いていくので、複製はその場でいただけます。
税務署の方は、非常に丁寧で低姿勢で、気持ちよく作業を終えました。
都税事務所と市税事務所
都税事務所には、同じくBS、PLと、国税の申告書のコピーをもっていきました。都税事務所・市の税務課には、開業届していなかったので、同じく、会社の登記と定款のコピーを渡しました。
こちらは地方税均等割が、もうかっていない法人でも一律に7万円ほどかかります。地方税は、それぞれその場で現金で納めてきました。
こちらもeLTAXというの地方税ポータルサイトでも払えるようですが今回はあきらめました。
個人事業主の確定申告
こちらは起業して3回目の確定申告。個人事業主の確定申告は、毎年2月15日から3月15日までと決まっています。2021年はほとんど売上もなく、どうやって確定申告したかも忘れてしまいました。e-TAXでしたのは間違いないです。2022年は、freeeをつかった確定申告。少しだけ所得税を納入しました。しかし、四苦八苦してやったのですが、どうやら白色申告のようでした。
今年は、freeeの機能をつかって青色確定申告、なんとか終わりました。
Freee会計(個人)とe-TAXでの確定申告
自分が利用しているのは、freee会計(個人)というクラウドサービスです。銀行指定口座などを登録しておくと、勝手に仕分けの候補も出してくれて、入力は楽です。でも、ために仕分けを間違えているので注意が必要です。
個人事業主がe-TAXで確定申告をするためには、まずはマイナンバーカードを取得すること、さらにICカードをリーダーでマイナンバーカードを読み込めるようにすること、ブラウザ(自分の場合はChrome)の拡張機能をインストールしておくことが必要です。
freee会計(個人)で、確定申告する年の1月~12月までの売上・経費の入力をすべて終わらせておくこと、領収書はスキャンしたりAmazonなどから、PDFにする作業を行いました。今年は新しい取り組みで、スマフォ料金を家事按分で経費にしました。実際、通話は100%仕事利用なのですが、Lineなどでプライベートの連絡もしているので、80%としました。
次に、freee確定申告のタブをひらいて、指示通りに進めて行きました。freee電子申告・申請アプリをインストールします。こちらのアプリは、とくに入力することはなく、e-TAXとfreee会計(個人)をつなぐためのアプリのようです。
その後は、e-TAXに、マイナンバーカードとICリーダーでログインして、freeeの確定申告のページでe-TAXとの連携を行います。
再びfreeeに戻り、申告書類を「PDFをダウンロードする」を押すと、15ページにわたる「令和5年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書」用のPDFが出力されます。
再び、e-TAXに戻って、このPDFを苦労の末、アップロードすると確定申告は終了です。
e-TAXでの所得税及び復興特別所得税の納税
確定申告が終わったらスムーズに納税。こちらも3月15日の期日になっています。ひとつだけ迷ったのが、納税前にe-TAXの受付システムで納税用確認番号を自分で入力しておく必要があるということです。
納税はカード払いで出来ますが、最後に納税用確認番号がわからずエラーになってしまって苦労しました。
確定申告がおわって
3月14日中に終わり、納税まで終わると本当に、良い気分です。そんなこともあり、3月15日は大学時代のサークルの飲み会に5年ぶりに参加して来ました。大学の仲間に独立したことを報告させていただきました。
来年も無事に確定申告できるようにがんばろうと思いました。
個人事業主を始めるにあたって、売り上げはもちろんですが、会計処理と決算、確定申告がとても大事になってきています。納税は国民の義務ですからね。しかし、きちんと教えてくれる人がいないと感じています。小平市商工会議所や青色確定会などの教えてくださいます。
さらに言うと、e-TAXなどや、会計ソフトの組み合わせなどを教えてくれる場所があることで、起業の敷居が下がることになると思います。
以上